2020.9.5第5次男⼥共同参画基本計画の素案に対し、U30の提言と想い(パブリックコメント)提出へ
昨日、「#男⼥共同参画ってなんですか」に30歳以下の若者が寄せた1,000件近い意⾒とユース(U30)提言を携えて、男⼥共同参画大臣を訪問しました。
9⽉7日(⾦)の、パブリックコメントの締め切りが迫る中、
ユース提言作成に関わった有志で、4⽇(⾦)に提言を橋本聖⼦男⼥共同参画担当大臣に直接手渡しさせて頂きました。大臣との面会では、当初の予定時間超えて、じっくりと意見交換することが出来たように思います。
各団体が取り組む課題に加え、#男女共同参画ってなんですか代表櫻井から、
パブコメで集まった就活セクハラや、ジェンダーの多様性、国や地方の意思決定機関へのユースの参画、選択的夫婦別姓、同性婚、パブコメをもっと出しやすくしてほしいことなど、多岐にわたる課題について大臣にお伝えしました。
それを受け大臣からは、
基本計画の策定に、若者の意見を反映することがいかに大切であるか力説され、
今回のように若者が、自らの考えを示し政策決定に関与することに対し、非常に前向きな反応を見せて頂きました。
加えて、今回参加したメンバーたちが、オンライン上でのやり取りのみで、
当日初めて顔を合わせたことにも大臣はとても驚いていたように思います。
この1か月半に集まった意見は1,000件以上。
今回のプロジェクトを通して、ユースが動くことで、政策がよりダイナミックに動いていく可能性を感じました。
想いを寄せてくださった皆様、本プロジェクトに共感していただいた皆様に、心より感謝いたします。
第5次男女共同参画基本計画に、今回集まったユースの声が十分充分に反映されることを期待するとともに、今後も、国や地方で、ユースが声を上げることで、ジェンダー平等が進んでいくようことを願っています。
みなさま、引き続き共に声をあげていきましょう!
U30でまとめた「第5次男女共同参画基本計画パブリックコメントに伴うユース提言」PDF
U30でまとめた「男女共同参画基本計画パブリックコメントに伴うユース(U30)提言」(要約)PDF
本プロジェクトは、⽇本政府が2020年8⽉1⽇からパブリックコメントの募集を開始した「第5次男⼥共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え⽅(素案)」につ いて、より多くの若者が意⾒を提出することで、策定される男⼥共同参画基本計画にユースの声が反映されることを⽬指すものです。
「#男⼥共同参画ってなんですか」を開始して以降、プロジェクトでは政府関 係者や専⾨委員を迎え、若者向けの勉強会や、若者同⼠の意⾒交換会、インスタライブなど、積極的な活動を続けてきました。
開始から1カ⽉半余りで、賛同した若者団体は32団体を数え、1カ⽉間で230件 の投稿を重ねたSNSのフォロワー(Twitter&Instagram)は1700⼈。勉強会やイベント参加⼈数は合計600⼈となりました。
集まった意⾒は最終的に1,000を超えました。
集まった意⾒を基に、賛同団体から16人のU30の有志がオンライン上で議論し「ユースからの提⾔」を作成。32ページにわたる提⾔では、マッチングアプリを使った就活セクハラにおける対策の必要性や、多様化する性暴⼒への対策、性的指向・性⾃認等多様なセクシュアリティ―を含むジェンダー平等などが提⾔されています。